美容のアドバイザーとして人気の高い女性がおすすめする、お風呂で乳液パックをするというスキンケアですが、これを実際に試してみました。
どうやってやるのか、「高い乳液じゃないとだめなの?」という疑問について、乳液パックをする際の注意点にも触れていきます。
実際に私も試したことがあるので、どんな製品を使ったのかというところにも触れてまとめて行きます。
お風呂で行う乳液パックとは?今話題の美容法を解説
最近SNSなどでも目にするようになった乳液パック。
中でも、お風呂の中で行うタイプが手軽さから注目されています。
難しい手順はなく、ふだん使っているスキンケアアイテムをそのまま活用できるのが魅力です。
浴室は蒸気がこもりやすいため、肌がやわらかくなる感覚があり、その状態で乳液を使うことでいつもと違う使い方が楽しめます。
特別な美容液やエステに頼らず、毎日のルーティンの中で取り入れられることが、多くの人にとって続けやすい理由のひとつかもしれません。
この方法は、テレビや雑誌でとある美容好きの有名人が紹介していたこともあり、話題にのぼることが増えました。
SNSや口コミサイトでも見かけるようになり、気になって試してみたという声もちらほら見かけます。
お風呂の中でスキンケアをする習慣がない方にはやや不思議な感覚かもしれませんが、実際にやってみると、思ったよりも気軽に取り入れられる印象です。
保湿を目的とした使い方なので、乾燥を感じる季節に取り入れてみると違いを感じやすいかもしれません。
なお、頻繁に行うのではなく、週に一度などスペシャルケアとして使われるケースが多いようです。
やりすぎず、自分の肌や生活リズムに合わせて回数を調整することが大切です。
まるでプチご褒美のような気分で、お風呂タイムをより楽しめるようになるかもしれません。
乳液選びに迷ったら?お風呂で使いやすいおすすめタイプ
ふだんのスキンケアを少しだけ工夫することで、いつもと違う使い心地を楽しめるのが、このお風呂での乳液パックの良さと言えるでしょう。
まるでプチご褒美のような気分で、お風呂タイムをより楽しめるようになるかもしれません。
お風呂で乳液パックをするときに、「どの乳液を使えばいいのか分からない」と感じる方も多いと思います
実際、たっぷり使うからこそ、価格やテクスチャー、肌へのやさしさなど、気になるポイントがいくつか出てきます
普段から使っている乳液でも問題ありません
新しく買い足さなくても、今手元にある自分に合った乳液をそのまま使えるのがこのケアの良さです。
とはいえ、入浴中は少し多めに使うことになるため、惜しみなく使える価格帯だと気楽です。
プチプラでも満足度は高く、日常使いとしても取り入れやすいと感じます。
お風呂でたっぷり塗るのを前提に選ぶとストレスが少ないですよ。
ゆるすぎるとお風呂の中で垂れてしまうことがある
湯気で顔が湿っていると、さらっとした乳液は流れやすくなってしまいます。
首にかけて塗り広げるときにも、こっくりしたテクスチャーならしっかり肌に留まってくれます。
流れてしまうとケアどころか逆にストレスになることもあるので、選ぶときの目安にすると◎。
実際に手の甲に出してみて、たれてこない程度なら扱いやすいと感じました。
低刺激タイプはお風呂パックとの相性がいい
お風呂で使うと、肌がふやけやすくなる分、やさしさも重要になります。
敏感肌用や保湿重視のタイプは、全体的に刺激を抑えた設計になっている傾向があります。
また、香料が少なめだとお風呂の蒸気の中でも気になりにくくて快適です。
特に肌が乾燥しているときは、しっとりタイプの方が落ち着くかもしれません。
成分で選ぶなら目的に合うものを
エイジングケアやうるおい重視なら、セラミドやヒアルロン酸入りも人気です。
テクスチャーも濃厚なものが多く、お風呂でのパックにも使いやすい印象です。
反対に軽い使い心地が好みの方は、オイルフリーやジェルタイプも選択肢になります。
ただし成分だけにとらわれず、自分の使い心地を優先して選ぶのが続けるコツです。
乳液パックに特別な製品は必要ありません。
毎日使っている乳液をうまく活かせば、それだけで十分です。
少量から試して、自分のペースや気分に合わせて調整していくことが大切です。
お風呂時間を少しだけ贅沢にする、そんな気持ちで選ぶと楽しくなりますよ。
パックをお風呂で使うには?乳液と合わせた簡単手順まとめ
お風呂タイムをちょっとだけ美容に活用したい人にぴったりなのが、乳液とパックの合わせ技です。
蒸気でやわらかくなった肌にしっかり潤いを与えることができるので、スキンケアの手ごたえを感じたい人におすすめ。
以下のような手順で取り入れて、フワフワ肌を目指してみましょう。
● クレンジングを念入りに行う
まずはクレンジングでメイクや日焼け止め、皮脂汚れなどを丁寧に落としましょう。
この工程を省くと乳液の浸透を妨げる原因になってしまうので、ていねいさがポイントです。
● 洗顔を行う
クレンジングのあとは洗顔料で肌をすっきり整えます。
泡で優しく包み込むように洗うと、肌への負担も少なく済みますよ。
● 乳液をいつもより多めに顔に塗る
ふだんの1.5倍〜2倍くらいの量を目安に、顔全体へまんべんなく伸ばします。
こってりした質感の乳液を選べば垂れにくく、湯船の中でも快適に使えます。
● シートマスクをして10分放置する
乳液の上から保湿タイプのシートマスクを乗せてしっかり密着させましょう。
お風呂の蒸気とシートの効果で、肌がじんわり潤いを受け取れる状態になります。
● シートマスクを剥がして、余った乳液を首やデコルテにつけてもOK
剥がしたあとに肌へ残っている乳液は、首やデコルテにのばしてケアの幅を広げましょう。
このひと手間で、全体的にしっとり感がアップします。
● 気になる場合はお湯で流してもOK
ベタつきが気になる人は、軽くぬるま湯で洗い流しても大丈夫です。
ただし、完全に落とすのではなく、ほんのりしっとり感が残る程度に調整しましょう。
● そしてお風呂から出たら普段のスキンケアをする
乳液パックのあとは肌がやわらかくなっているので、最低限の保湿でも効果を感じやすくなります。
化粧水やクリームで、しっかりとフタをして仕上げてください。
お風呂という特別な空間を使ったスキンケアは、気持ちまでリラックスできるのが魅力。
いつもの乳液とマスクをちょっと工夫するだけで、肌のふっくら感が変わってくるのを実感できるはずです。
乳液パックを実際にやってみた!肌への変化とリアルな感想
最近話題になっていた乳液パックを、お風呂の時間に試してみました。
正直なところ、やる前は「ほんとに変わるの?」と半信半疑。
でも、やってみてびっくりで、思った以上にしっとり感が続いたんです。
使ったアイテム【松山油脂のMマーク「アミノ酸保湿ローション」】
これは価格も手頃で惜しまず使えるしグリセリンフリーなのが魅力。
グリセリンフリーの乳液の紹介の記事でもこちらの商品が登場しています。
→乳液難民に贈る!グリセリンフリーおすすめ3つ決定版
洗顔後、顔にたっぷり塗って湯船でゆったり。
お風呂の蒸気でしっとり感がアップした気がします。
化粧落としはハイピッチのオイルクレンジングで、乳化させてメイクを落とします。
こんな感じでやってみた
乳液を塗ってから、顔にシートマスク(コーセーの肌ふっくらマスク)をのせて10分。
[50枚入ってお得!肌ふっくらマスク|コーセー公式サイト]
湯気でパックがゆるくなるかと思ったけど、乳液が重し代わりになって密着力は問題なし。
首やデコルテまで広げると、ボディまでうるおって一石二鳥でした。
洗い流すのが面倒なら、軽くぬるま湯ですすげばOK。
私はそのままハンドプレスして肌に馴染ませました。
やってみて感じたこと
肌がもっちりして化粧ノリが変わったのを実感。
普段のスキンケア前に一手間加えるだけでこの効果なら、週1のご褒美ケアにちょうどいいと感じました。
しかも、高い美容液を買わなくても、いつもの乳液でここまで肌が柔らかくなるとは思いませんでした。
ちなみに、ニキビ対策系で一部の方に人気のある【メラノCC】でも試してみましたが、こちらは少しピリピリ感があったので、肌が敏感な方は成分チェックが大事かも。
別記事でその詳細も紹介予定なので、興味がある方はチェックしてみてください。
→【衝撃の実例】メラノCCの乳液でニキビが増えた理由とは?
お風呂の時間をちょっとした美容タイムに変えるだけで、肌の変化を楽しめるのは嬉しいですよね。忙しい日でも、これなら無理せず取り入れられそうです。
こんな人は合わない?お風呂でやる乳液パックの注意点
乳液パックは手軽で魅力的な美容法ではありますが、全ての人に向いているとは限りません。
実際に使ってみた人の中には、肌に違和感を覚えたという声もあります。
ここでは、乳液パックをお風呂で行う際に注意しておきたい点をいくつか紹介します。
肌に合わない乳液を使うとトラブルの元に
初めて使う乳液をいきなり大量に使うのはリスクが高いです。
特にお風呂で行う場合は毛穴が開いて吸収力が高まっているため、普段より刺激を感じやすくなることも。
敏感肌の方や過去にスキンケアでトラブルがあった人は慎重に行いましょう。
どんなに人気の乳液でも、自分の肌との相性が悪ければ刺激になってしまう場合があります。
初めての乳液は入浴中でなく、通常のスキンケアで様子を見るのもひとつの方法です。
クレンジングや洗顔が不十分なまま行うと逆効果に
メイクや皮脂汚れが肌に残ったままパックをすると、それが乳液と混ざって毛穴を塞ぎ、吹き出物の原因になることがあります。
乳液パックをする前は、しっかりクレンジングと洗顔をして清潔な状態に整えておきましょう。
湯船に浸かりながらの使用は使い方に工夫が必要
緩めのテクスチャーの乳液の場合、乳液が流れてしまうのが気になる方もいます。
家族とお風呂を共有している場合、追い炊きなどをすることを考慮すると湯船への影響も気になるところ。
顔に乳液をのせた状態での半身浴や長時間の入浴には注意が必要です。
ちょっとした工夫や注意で、乳液パックはもっと快適で効果的なケアになります。
ただ、肌の状態は人それぞれなので、合わないと感じたら無理をせず中止するのが一番です。
お風呂のでの乳液パックは合う合わないある!
お風呂での乳液パックは私にピッタリの方法でしたが、人によっては合わなかったというばあいもあるようです。
合う人にとってはフワッとした肌の仕上がりになるので週に数回のリラックスタイムに取り入れてみてはいかがでしょうか?
行う際は手順を守って、気になる場合はお湯でさらっと流すとべたつきなどが抑えられると思います。